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うしのつむじ

牛の版画と絵を描く、冨田美穂のブログです。

飛生芸術祭2020展示会期終了しました。  

 

ちょっと時間があいてしまいましたが、あっという間に飛生芸術祭も閉幕。
会場はこんな感じでした。

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新作「904全身図」と、2018年作「701全身図」。
緑の美しい森と校庭を窓の外に、麦わらで出来た椅子を中心に牛が広い教室で向かい合う。

いつも遠くからあこがれ、去年初めて訪れることができた飛生芸術祭、以前からこの芸術祭に参加しているアーティストの奈良美智さんからお声がけ頂き、今回の展示となりました。

展示場所、そして空間の使い方で作品が全然違って見えてくる事を教えて頂いた気がします。
牛たちもなんだかのびのびとしているように見えます。
この光景を目に焼き付けて、また気持ち新たに制作に挑んでいきます。

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飛生芸術祭は、北海道胆振地方、白老町の奥の、小さな集落の廃校になった小学校の建物と、その周りの森、飛生アートコミュニティを舞台に毎年行われています。
その校舎は廃校になった後、彫刻家、國松明日香さんらアーティスト達のアトリエとして活用され、現在は息子さんの國松希根太さんの代に受け継がれています。
長いこと使われていなかった学校林に、入っていけるよう一本の道をつけることから始まった森づくりに少しづつ仲間が増えて、今では本当に沢山の人々が集まるお祭りになったそうです。

去年は賑やかなオープニングイベント、トビウキャンプに合わせて伺ったので、たくさんのお客さんが歩く森でしたが、今年はしっとりとした雨の静かな森と校舎。
この飛生の地にゆかりのある作家さんたちの作品もまた静かに語りかけてくるようでした。
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今回私は自分の作品を作るのに精一杯で、展示して帰ってくるだけになってしまいましたが、設営している飛生に集まる大人も子どももみんな生き生きと楽しそうで、愛のあるお祭りなんだなあとしみじみ感じました。

また来年以降、遊びに行けることを楽しみにしたいと思います!
改めて、足を運んでくださった方、お世話になった飛生芸術祭の皆様、呼んでくださりアドバイス下さった奈良美智さん、本当にありがとうございました。

そして、コロナのせいで行きたくても行けなかった皆様も…また作品を見ていただける機会がありますように、引き続き頑張っていきたいと思います!







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category: 展示の報告

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北海道銀行稚内支店ミニギャラリーでの展示、大丸藤井セントラルでの販売が終了しました。 

 

3月末で、北海道銀行稚内支店ミニギャラリーでの作品展が終了しました。

たくさんの方が見て下さったとの事、本当に嬉しいです。

本当は会期中ギャラリーに伺えればよかったのですが。写真は送っていただいたものです。

見て下さった方、企画して下さった地域文化を支える会の皆様、ありがとうございました!




そして、大丸藤井セントラルさんで2月26日から3月8日まで、その後売り場と名前を変えて会期延長して下さっていたイベント「北海道にまつわる文房具」も、31日に終了しました。

会期が北海道の緊急事態宣言と重なった事もあり、長期で展開して頂きました。

売り場を見てきましたが、いつも行くお店に自分のグッズが並んでいるのは感無量でした。
他の作家さんのモノもとても良くて、ついいろいろ買い込んでしまいました。

マスキングテープや佐伯農場グッズ、買って下さった方、お世話になったセントラルの方、ありがとうございました!

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今後の予定ですが、今のところ佐伯農場荒川版画美術館は例年通り4月後半にオープン予定です。
また詳しく決まったらお知らせしますね。

なんだか本当にどんどん時勢が大変になって、このブログをご覧になってくださっている皆様も、少なからず不安な日々をお過ごしの事と思います。

私も心配事などいろいろ重なって、でも制作もしなければ、で頭が毎日いっぱいいっぱいです。

できるだけ情報を的確に集めつつ、慎重かつ冷静にいろいろ見極めながら、今はじっとしている他ありませんね。

どうぞ皆様もお体、そして心も疲れすぎないよう、ご自身や周りの方を大切にしてお過ごしくださいね。

雨の後には虹が出ると信じて!

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明けましておめでとうございます。ベルリン報告① 武蔵野美大~ベルリンへ。 

 

2020年、明けましたね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は701全身図を携えていろんな場所で見てもらうという一年だったように思います。
どこへ行っても、私の作品を良いと信じて招いてくださる方がいて、そしてそこへ足を運んでくださる方がいて。
しみじみと有難さと、これからももっと良い作品を作りたいとの気持ちを新たに感じる一年でした。

2020年の作品展示予定です。

2月3月に稚内の北海道銀行さんのギャラリー。
4月末から佐伯農場荒川版画美術館。
8月9月でウトロの知床自然センター。
9月後半から札幌のretaraさんでグループ展。

などの展示の予定があります。まだ変更あるかもしれませんが。

まだここに書けていませんでしたが、北海道文化財団さんの「北のとびら」の記事に書いて頂いた、網走市立美術館での個展は来年の冬にしてもらう予定です。丑年ですね…!
広い空間なので、大きい作品をたくさん展示できるようにしたいですね。



しばらく先送りにしていたベルリンの報告を書こうと思います。

長くなりそうなので結果を先に書いておくと、本当に行ってきて良かった。

Galerie Designatで展示させてもらえて、改めて自分の作品の可能性を信じられると思ったし、自分の作家としての甘さにも気づけました。まだまだ自分にはやれることがあるなって身体で感じてきたと言いますか。
ベルリンとハンブルクの美術館を足が棒になるまで回って美術の奥深さに触れた事。それにベルリンの日本とは全然違う空気感に触れて世界の広さを感じた事。そしてギャラリーの奈穂子さん一家の家にお世話になって、ベルリンの生活に実際自分も参加させてもらえたこと。
ベルリンの時間の全てが作家として人間として、私の栄養になったと思います。

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というわけで、11月11日にまずは東京に。

以前から恩師高浜利也先生から声をかけて頂いていたので、この機会にと母校武蔵野美術大学の版画コースにお話をしに行ってきました。

久しぶりの母校は全く変わっていないようで、真新しいアトリエ棟も建っていたり、今時の格好をした若者たちが歩いていたりで近未来にタイムスリップしたような不思議な気持ちに。

予備校時代から今までの作品のスライドを映しながら、ただ漠然と「美大に入りたい」だけで描いていた高校生の頃からどういう経緯で、牛というテーマに出会ったか、そして北海道小清水町という都会からだいぶ離れた場所でどのような出会いがあって今に至るかという話をさせて貰いました。

振り返ると、ただ絵を描くのが好きな子ども時代と、若い頃のコンプレックスというネガティブな出発点から、様々な偶然の出会いを経て、なぜか出会った「牛」というテーマなんですよね。
私という人間が持って生まれて、また生きてきた過程で培われた感性が、偶然「牛」に出会った時にこれは描くべきと思わせたという事。
そして紆余曲折あれど続けてきたことで、その結果たくさんの人が応援してくれるようになって、作家として活動できるようになっていった気がします。
特別な才能はなくても、自分の感性に向き合ってしぶとく続けていけば何かしら形になるものなのかもしれません。

まあ、まだまだなんですが。聞いてくれた学生さんが1人でも、いつかふと思い出せるような話が出来ていたらいいなと思います。
懐かしい版画工房と研究室に久しぶりに訪れて、武蔵野美術大学版画コース、本当にいい環境で学べていたんだなあとしみじみと感じました。

貴重な機会を頂き、高浜先生には本当に感謝です。

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懐かしの母校。
当日お見せしたスライドを少しだけ。

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予備校現役時代(多分)の絵。

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大学一年の時(多分)の絵。

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大学2年の最後に描いた油絵。この後牛に出会います。


次の日、成田空港からヘルシンキ空港を経て、ベルリンへ向かいました。
初めてのヨーロッパ!

ギャラリーの奈穂子さんが空港まで迎えに来て下さいました。
それから1階のギャラリーの上階にある奈穂子さん一家のアパートでお世話になりながら、12日ほどベルリンで過ごしました。

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Gallerie Designat での展示の様子。
奈穂子さんのパートナー、ロシア出身のユーリさんが手がけたとても素敵な雰囲気の内装。
天井も高くて、いつも日本で展示するのとは全く違って見えます。

展示の初日はオープニングパーティーを開いて下さいました。

お二人のお友達や、通りすがりに気になって入ってくれた人など、ゆっくり見て行って下さいました。
不思議なのは、ベルリンでも北海道でも、作品を見たお客様の反応は似ていて、見た人の人生の中で牛に関わった思い出が呼び起こされるようで、それを嬉しそうに話してくれるのですよね(もちろん聞き取れないので後で説明してもらったのですが)。
もちろんそれがない人も驚いた様子で見てくれるのですが、都会のベルリンでも子供のころ家に牛がいた、とニコニコ話してくれる人がいるのはとても嬉しい発見でした。

それにしても、やっぱりもう少し言葉は学んで行くべきでしたね…!
見てくれた方もどうやって作っているか気になるようでいろいろ聞いてくれるのですが、うまく説明できずもどかしい事と言ったら…。もちろん手が空いている時はギャラリーのお2人が説明してくれるのですが。
もちろん作品だけで伝わるものはあったと思うのですが、今後も海外で展示するなら基本的な英語くらいはできないとダメですね。
以前作っていた英語の作品説明の文章を凄く良いと言って下さるお客様も居たので。
そしてそのためには常日頃、日本で作品を作りながらそれをしっかり自分の言葉でも表現する事を、アップデートし続ける必要があるのですよね。もちろんまずは日本語で。
当たり前の事ですが、改めて作家としての自分の甘さにも気づかされました。


平日の昼間は基本ギャラリーは閉めていたので、ベルリンの美術館をひたすら巡りました。
正直日本でこんなに熱心に美術館まわったりした事無かったかもなというくらい、みっちり美術館博物館見てまわりました。

長くなって来たので一回終わります。
続きはまた書きますねー。

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酪農女性サミット、ありがとうございました! 

 

第一回のゲストスピーカーとして参加させてもらった酪農女性サミット。去年は行けませんでしたが、ファイナルである今回また声をかけていただき、作品の展示とグッズの販売という形で再び参加させていただきました。

本当にたくさんの方が熱意をもって集まっていて、なかなかこんなイベントってないんじゃないでしょうか。
登壇されたどの方のお話もとても興味深く、酪農という切り口ではあるものの、人生についてまで深く考えさせられる、素晴らしい時間でした。

始まる前や休憩の時間は展示ブースに居させてもらって、たくさんの方にお声がけいただきました。
いつもお世話になっている方、初めてお会いする方。
「ファンなんです!」と言ってくださる方もいらして。今後も気を引き締めていい作品を作らなければなあと気持ちを新たにしました。
このサミットに集まるような酪農女性に「いい!かわいい!」って言ってもらえるのが、一番の誉め言葉のような気がしています。

最後になりましたが、再び呼んで下さって、またこんなに大きなイベントを自分のお仕事もされながら成功させた実行委員の皆様、ありがとうございました!
ファッションショーでの皆さんが輝きすぎていて、胸がときめいてしまいましたよ…。
忙しくても、年齢も関係なく、熱意は人を動かし、また輝かせるんだなあということを教えていただきました。
酪農女性サミット、関わらせていただけて本当に良かったです。




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冨田美穂 牛作品展 終了しました。 

 

8月31日、深川市アートホール東洲館にて、「冨田美穂牛作品展」無事会期を終了致しました。

来て下さった皆様、東洲館の皆様、ありがとうございました。

7年前東洲館で展示をした時、飾った大作は大学の卒業制作の620フォーエバーでした。
あれからずいぶんたくさん作品を作ったなあと自分でも改めて思いましたし、少しは進歩したのかな、とも思えました。
サイアの表紙作品も増えましたしね!2012年は始めたばかりだったはず。
道央の皆さんに見て頂けてとても嬉しかったですし、私自身にとってもとても意義のある展示になったと思います。
初心を思い出して、またさらに良い作品を作っていけるように頑張ります!

そして渡辺貞之館長さんとまたお仕事できて、ゆっくりお話しできた事。
いつもたくさんの事を気付かせて下さる館長さんご夫婦。また作品を増やして深川に帰って来たいです!




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新作の「1177正面図」。


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以前作った「1177」の成長した姿でした!

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